blue-t-records-aboutBlue-T Records—— 音と香りの“余韻の美学”
About Blue-T
―― 一杯の烏龍茶から始まった物語
台湾で飲んだ烏龍茶の香りに魅了され、
やがて台湾鹿谷、台北木柵、阿里山そして中国福建省武夷山・安渓・広東省鳳凰山へと産地を巡り、
上海の九星市場や天山茶城から茶葉を仕入れ、夏には冷茶にし冬には熱い烏龍茶を入れ毎日飲んでいたら気が付いた時には会社をやめ下高井戸にて中国茶芸館Blue-Tを運営していました。
「お茶とピアノの静かな時間」を育てる中で、
香り・透明感・余韻を大切にする音づくりの哲学が生まれました。
その感覚が現在の Blue-T Records の核となっています。美味しい烏龍茶を飲みながら聴ける音楽を提供するということです。
ブランドストーリー(詳細)
台湾で初めて口にした烏龍茶の香りに、私は人生の方向を大きく変えられました。
その一杯は、ただの飲み物ではなく、心の奥が静かに開かれるような深い余韻を持っていました。
どこか音楽にも通じる——そう感じたのがすべての始まりでした。
その後、阿里山烏龍茶の透明感に魅了され、さらに本場の味を知りたい一心で、
福建省武夷山・広東省鳳凰山・福建省安渓など、名産地を歩きました。
茶葉の香りが立ちのぼる山の空気、茶農家の方々との対話、手摘みの繊細な作業。
それらに触れながら、私の中で「香り」と「音」が徐々に重なっていきました。
上海の天山茶城や九星市場では、産地と直接つながりながら茶葉を仕入れ、
東京で中国茶芸館を開くことになりました。
淹れたての茶の香りが静かに広がる空間で、ピアノがそっと鳴り始める——
その瞬間、生まれる“調和”こそが、後の Blue-T の根となる感覚でした。
お茶を味わうときに感じる
「透明感」「雑味のなさ」「余韻」
それはまさに、私が音に求めてきたものでもあります。
香りが立ち上がるように音が立ち上がり、
静けさの中にほどけていくように響きが消えていく。
自然の力を損なわず、素材が持つ魅力を最大限に引き出す。
——その美学は、録音にも演奏にも共通しているのです。
こうして生まれたのが Blue-T Records。
“青茶(=烏龍茶)”の「青」を冠にした原点は、今も変わっていません。
スタインウェイの響き、ホールの空気、
ピアニストのほんの小さなニュアンスまで正確に捉える録音。
そして作品として人の心に静かに伝わる余韻。
音楽とお茶の世界をつなぐような、
心がやわらかくほどける時間を届けたい——
それが Blue-T の願いであり、レーベルとしての使命です。